青汁マメ知識

青汁っていつから飲まれてるの?青汁の歴史

近年の健康ブームから今では広く飲まれている青汁ですが、その歴史は今から70年以上も前に遡ります。
戦中の食糧難の時代、岡山県倉敷市の遠藤博士が飢えをしのぐために、それまで捨てられていた葉を食べるようになった所、非常に体の調子が良くなったことから注目されたと言われています。

今では本格的な研究も進み、使用される野菜も大麦若葉やケール、甘藷若葉、明日葉など種類が様々になりました。
苦味や臭みが少ない青汁も増え、大人から子供まで幅広く愛飲されるようになり、不規則な生活を送りがちな私たち現代人の健康を支えてくれています。

青汁は緑色なのになぜ「青」汁?

青汁は緑色なのに「青」汁と言います。
この理由は何なのでしょうか。日本人には緑と青が同じに見えるのでしょうか。

学者の研究によると、古い日本語には色を表す言葉は4種類しかなかったそうです。
「赤」、「青」、「白」、「黒」の4つです。

「緑」という言葉はもともとは色の名前ではなく、“水”や“芽”などに関係のある言葉で、芽が出てすぐの若く、新鮮な、水気の多いことを表しており、今で言う色の緑は「青」と言っていました。
また、日本人の感性の中でも、「青」には色だけでなく、若々しい、新鮮さ、生き生きしているものを「青」とよんだそうです。
青汁は、野菜を「青物」と表現する日本語古語の名残なのです。

故に、日本人は「青汁=健康」のイメージを自然と想起しやすく、日本国内で青汁市場が拡大し、リピート率が高いのも、古くから私たち日本人の生活に根付いた「緑」と「青」の持つイメージと深く関わっているのでしょう。

飲むだけじゃない!色々楽しめる青汁のレシピ

牛乳と混ぜたりハチミツを入れたり・・・一味加えて青汁を美味しくお飲みいただくのはもちろんですが、粉末タイプの青汁ならデザートや毎日のお料理にもお使いいただけます。
パンやクッキー、スープ、パスタなど、普段お使いの材料の中に青汁を入れるだけで、見た目も鮮やかな簡単オリジナル健康レシピの完成です。